紅茶パンレシピ集｜基本・アレンジ・保存まで丁寧に解説

紅茶の豊かな香りを生かしたパンは、焼きたての瞬間から幸せな気分にしてくれる人気の一品です。ティーバッグや茶葉を使って簡単に作れるため、自宅で手軽に楽しみたい方にもぴったりです。

本記事では、基本の紅茶パンレシピからホームベーカリーを使った作り方、香りを強く出すコツ、オレンジピールやりんごを合わせたアレンジ方法までを丁寧に紹介します。初心者でも安心して挑戦できるよう、発酵や焼き加減のポイントもわかりやすく解説します。

また、作ったあとの保存方法や翌日以降の美味しい食べ方も詳しくまとめています。おうち時間をもっと豊かにする紅茶パンづくり、今日から始めてみませんか。

紅茶パンレシピの全体像と基本理解

まずは「紅茶パンとはどんなパンなのか」を理解しておくと、作業の流れや仕上がりの違いがイメージしやすくなります。香りづけの方法や紅茶の種類によって、パンの風味は大きく変わるため、基本を押さえることが大切です。

紅茶パンの特徴と仕上がりイメージ

紅茶パンは、茶葉や濃く抽出した紅茶を生地に練り込むことで、ほのかに香る上品な風味を楽しめるパンです。甘さは控えめで、朝食やティータイムの軽食にも向いています。特にアールグレイなどの香り高い茶葉を使うと、焼き上がりの香ばしさと紅茶の余韻が引き立ちます。

また、成形を変えることで印象も異なり、ちぎりパンのようなふんわりタイプから、食パン型のしっとりタイプまで幅広くアレンジできます。

向いている紅茶の種類と選び方（アールグレイなど）

パンづくりに向いているのは、香りがしっかり残るタイプの紅茶です。代表的なのはアールグレイ、ダージリン、アッサムなど。特にアールグレイはベルガモットの香りが生地とよくなじみ、焼いたあとも香りが飛びにくいのが特徴です。

一方で、繊細な風味の紅茶（例：ヌワラエリヤなど）は香りが弱まりやすいため、抽出液を濃くするなどの工夫が必要です。

1回分の分量と所要時間の目安

一般的な紅茶パンは、小麦粉250〜300gを基準とした生地量で、4〜6個分の小さめサイズが作れます。発酵を含めた全工程は約2時間半〜3時間ほど。季節や室温によって発酵時間が前後するため、見た目での判断も大切です。

初めて作る場合は、焦らずゆっくりと発酵の状態を観察することが上達への近道です。

必要な道具チェックリスト

紅茶パン作りに必要な基本道具は、ボウル、スケッパー、計量スプーン、キッチンスケール、めん棒、オーブン、発酵用のラップまたは布巾などです。手ごねの場合は、こね台やシリコンマットを用意しておくと作業がスムーズです。

ホームベーカリーを使う場合は、材料投入の順番を守ることが仕上がりに直結します。

具体例： 例えば、アールグレイティーバッグ2袋を150mlの熱湯で5分蒸らし、冷まして仕込み水として使うと、香りがしっかり残る紅茶パンに仕上がります。

• 紅茶パンは香りを生かす配合が大切
• アールグレイなど香り高い紅茶が向く
• 発酵・焼成で香りが飛ばない工夫が必要
• 家庭用道具で十分に作れる

基本の紅茶パンレシピ（手ごね版）

次に、基本となる手ごねの紅茶パンレシピを見ていきましょう。自分の手でこねることで生地の状態をつかみやすく、パン作りの感覚を身につける練習にもなります。

材料一覧と計量のコツ

強力粉250g、砂糖25g、塩3g、ドライイースト3g、バター20g、紅茶液150mlが基本です。茶葉を粉末にして加える場合は小さじ1程度が目安。紅茶液はしっかり冷ましてから加えることで、イーストの発酵を妨げません。

計量は正確さが大切で、特に水分量の誤差は生地のまとまりに大きく影響します。

下準備：茶葉の抽出・粉末化・香りの移し方

紅茶液は濃いめに抽出し、冷ましてから使用します。ティーバッグの中身を細かく砕いて粉末状にすることで、紅茶の香りが全体に広がりやすくなります。粉末のまま使うと粒感が残るため、茶こしなどで細かくすると口当たりがよくなります。

粉末にした茶葉をバターと混ぜて香りを移す方法もおすすめです。

作り方ステップ：こね〜一次発酵

ボウルに強力粉、砂糖、塩を入れて軽く混ぜ、中央をくぼませてイーストを入れます。そこに紅茶液を少しずつ注ぎながら生地をまとめます。なめらかになるまで10分ほどこね、バターを加えてさらに5分ほどこねましょう。

生地が丸くまとまり、手にべたつかなくなったら、ラップをかけて温かい場所で一次発酵（約40分〜1時間）させます。

成形〜二次発酵〜焼成のポイント

一次発酵後はガス抜きをし、4〜6等分に分けて丸めます。ベンチタイム10分後、好みの形に成形し、オーブンシートを敷いた天板に並べます。二次発酵は約30分、表面に軽く指を押して戻りが遅ければ発酵完了のサインです。

180℃に予熱したオーブンで15〜18分焼き、こんがり焼き色がついたら完成です。

仕上げと香りを残すための工夫

焼きたての紅茶パンは、粗熱を取るときに乾燥しやすいため、布巾をかけてしっとり感を保ちます。焼き上がり直後に軽くバターを塗ると、表面がつややかになり香りの閉じ込め効果も期待できます。

冷めた後は密閉袋に入れて保存し、翌日は軽くトーストして香りをよみがえらせましょう。

具体例： 紅茶液を作る際に、紅茶葉を牛乳で軽く煮出すと、ほんのりミルクティー風の紅茶パンができます。優しい香りとしっとり食感が特徴です。

• 基本の紅茶パンは強力粉250gが標準
• 茶葉は粉末または濃い紅茶液で加える
• 発酵は温度管理と生地感の見極めが重要
• 焼き上がり後の保湿が香り保持の鍵

ホームベーカリーで作る紅茶パン

ホームベーカリー（HB）を使えば、こね・発酵・焼成までを自動で行えるため、忙しい日でも紅茶パンを手軽に楽しめます。材料の入れ方や紅茶液の濃さを調整することで、香りをしっかり残したパンに仕上げましょう。

HB向けの配合と材料投入の順序

HB用の基本配合は、強力粉250g、砂糖20g、塩3g、ドライイースト3g、バター15g、紅茶液150ml、茶葉小さじ1です。ポイントは、紅茶液を必ず冷ましてから入れること。温かいままだとイーストが弱り、膨らみが悪くなります。

投入の順序は「液体→粉類→イースト」が基本。茶葉は粉類の上に軽く振りかけるとムラになりにくいです。

ティーバッグ活用と茶葉量の目安

ティーバッグを活用する場合は、1斤あたり2袋程度が目安です。茶葉を細かくして粉末状にすると香りが均一に行き渡ります。茶葉の粒が粗いと焼き上がりの食感に残るため、すり鉢やミルを使って細かくしておくとよいでしょう。

また、アールグレイ以外にもアッサムやダージリンをブレンドして使うと、香りに深みが生まれます。

焼き色・膨らみ・食感の調整

焼き色設定は「淡い」または「標準」がおすすめです。濃い設定にすると表面の香りが焦げやすく、紅茶の風味が飛んでしまうことがあります。膨らみが足りない場合は、紅茶液を5〜10mlほど増やすと生地が柔らかくなり、しっとり仕上がります。

焼きたては紅茶の香りが最も豊かに感じられるため、保温モードにはせず早めに取り出すのがコツです。

タイマー設定時の注意点

夜セットして朝焼き上げたい場合は、バターを冷凍してから投入すると、発酵が安定します。紅茶液も冷やして使うことで、イーストの過発酵を防げます。夏場は室温の影響を受けやすいため、冷水を使って調整するのも有効です。

焼き上がったらすぐにパンケースから取り出し、蒸気を逃して香りを保ちましょう。

具体例： 夜に材料をセットする場合、紅茶液を冷蔵庫で冷やしておき、タイマーで翌朝焼くと、ふわっと紅茶が香る朝食パンが楽しめます。

• HBでは材料順序と温度が香りを左右する
• ティーバッグは2袋が目安
• 焼き色は淡めで香りを保つ
• タイマー利用時は過発酵対策が重要

紅茶の香りを強くするコツと理屈

紅茶パンの最大の魅力は香りです。ところが、焼成時の高温によって香りが弱くなることもあります。ここでは、香りを逃さず、むしろ引き立てるための工夫と理屈を紹介します。

濃い紅茶液を仕込み水にする方法

紅茶液は通常より2倍ほど濃く抽出するとよいでしょう。目安はティーバッグ2袋に対して100mlの熱湯。5分以上しっかり蒸らすことで、紅茶ポリフェノールが溶け出し、香りの持続力が高まります。

ただし、濃くしすぎると苦味が出るため、甘みとのバランスも意識します。

茶葉を生地に混ぜる場合の量と刻み方

茶葉は粉末に近い状態にするのが理想です。大きな葉のまま加えると、焼成後に舌触りが悪くなることがあります。すり鉢やフードプロセッサーを使い、細かくしてから加えるとムラなく香りが広がります。

茶葉量は強力粉250gに対して小さじ1〜2杯程度が目安です。

水と牛乳の割合で変わる風味の違い

仕込み水をすべて紅茶液にすると、やや軽い香りに。牛乳を半量加えると、まろやかな甘みとコクが増します。牛乳に含まれる乳脂肪分が香りを包み込み、やさしい味わいになります。

この配合は「ミルクティーパン」に近く、おやつ向けとしても人気です。

フレーバーオイルやオレンジピールの使い分け

紅茶の香りをより引き立てたいときは、紅茶風味のフレーバーオイルを数滴加える方法もあります。また、オレンジピールを加えると柑橘系の爽やかさが加わり、アールグレイとの相性が抜群です。

一方で、香りの強いスパイス（シナモンなど）は紅茶の繊細な香りを覆ってしまうため、量を控えめにしましょう。

香りが飛びにくい冷却・保存の工夫

焼き上がったパンは、熱がこもると香りが逃げやすくなります。粗熱をとるときは、ケーキクーラーなどにのせ、底面の蒸気を逃がすことがポイントです。完全に冷めたら密閉袋に入れ、乾燥を防ぎます。

紅茶パンは時間が経つと香りがやや弱まるため、冷凍保存や再トーストで風味を戻すとよいでしょう。

具体例： 紅茶液100mlに対して牛乳50mlを加えた「ミルクティー仕込み」は香りが飛びにくく、子どもにも飲みやすい優しい風味に仕上がります。

• 濃い紅茶液で香りを最大化
• 茶葉は粉末状が理想
• 牛乳併用で風味がまろやかに
• 冷却と密閉保存で香りをキープ

紅茶パンのアレンジバリエーション

基本の紅茶パンに慣れてきたら、さまざまなアレンジを試してみましょう。フルーツやナッツ、クリームなどを加えることで、香りや食感の違いを楽しめます。ここでは人気の組み合わせとコツを紹介します。

アールグレイ×オレンジピール

アールグレイのベルガモットの香りにオレンジピールの酸味が加わると、華やかで高級感のある味わいになります。オレンジピールは細かく刻み、成形前に生地全体に練り込みましょう。加えすぎると生地がべたつくため、強力粉250gに対して30gほどが適量です。

表面にグラニュー糖をまぶして焼くと、爽やかな甘みが引き立ちます。

りんごとシナモンの組み合わせ

紅茶パンにりんごの甘みとシナモンの香りをプラスすると、まるでアップルティーのような風味に。りんごは角切りにして軽く煮詰め、水分を飛ばしてから生地に加えると、発酵を妨げません。

焼き上がり後にアイシングをかけると、デザート感のある華やかなパンになります。

クリーム・あん・チョコのフィリング

紅茶の香りは乳製品と相性が良く、カスタードクリームやミルクあんを包むとコクが増します。チョコチップを混ぜ込む場合は、発酵が終わった後に加えると溶けにくく、見た目もきれいです。

焼き上げ前に卵黄を塗ると、表面がツヤツヤに仕上がります。

ちぎりパン・食パン・ロール成形の違い

成形方法を変えるだけで、同じ生地でも印象が変わります。ちぎりパンはふんわりとした軽い食感が特徴で、ホームベーカリーの生地コースを使っても作れます。食パン型に入れると、しっとりとした口当たりになります。

ロール成形にすると層ができ、紅茶の粒が見える見た目も美しくなります。

米粉・全粒粉アレンジ時の注意点

米粉を加えると、もっちりとした食感になりますが、膨らみがやや控えめになります。全粒粉を使用する場合は、吸水率が高いため紅茶液を10〜20mlほど増やすとバランスが取れます。

どちらも香りがしっかり残るため、紅茶の風味を引き立てたい人におすすめです。

具体例： アールグレイの生地に刻んだオレンジピールを加え、丸めて焼くだけで「紅茶オレンジロール」が完成。ティータイムにぴったりの爽やかな香りが広がります。

• アレンジは香りと食感のバランスが鍵
• フィリングは発酵後に加えると崩れにくい
• 粉を変えると香りの出方も変化する
• 少量のトッピングで印象が大きく変わる

よくある失敗と対処法

パン作りはちょっとした温度や分量の違いで結果が変わります。紅茶パンも例外ではありません。ここでは、よくあるトラブルとその対処法を具体的に見ていきましょう。

紅茶の香りが弱い・感じにくい

香りが弱い場合は、紅茶液が薄いか、茶葉の粒が粗すぎる可能性があります。紅茶液を2倍の濃さで抽出するか、茶葉を細かくして加えると香りが改善します。また、焼き温度が高すぎると香り成分が飛ぶため、180℃程度を守りましょう。

香り付けに少量のバニラエッセンスを加えるのも効果的です。

生焼け・焼き色がつかない

生焼けの場合は、オーブンの温度が低いか、焼き時間が短いことが原因です。焼き色がつかない場合は、卵黄を表面に塗るときれいな焼き色がつきます。焼きムラがあるときは、途中で天板を前後入れ替えるのもポイントです。

焼成後に串を刺して生地がつかないか確認すると確実です。

生地が固い・膨らまない

イーストが古い、または紅茶液が熱すぎた可能性があります。40℃以上の液体を使うとイーストが死滅してしまうため、常温まで冷ましてから使いましょう。また、こね不足や発酵不足も原因のひとつ。生地がなめらかになるまでしっかりこねることが大切です。

湿度が低い時期は、発酵時に濡れ布巾をかけて乾燥を防ぎます。

茶葉のざらつき・口当たりが悪い

茶葉が粗いまま生地に入っていると、焼き上がりに舌触りが残ります。すり鉢やミルで細かく粉砕し、ふるいにかけてから加えると口当たりがなめらかになります。また、茶葉を紅茶液で一度ふやかしてから入れる方法も有効です。

細かくしすぎると生地の色が濃くなりすぎるため、少量ずつ調整しましょう。

翌日に香りが飛ぶ・パサつく

保存時に乾燥してしまうと香りも一緒に逃げてしまいます。焼き上がり後は完全に冷めてから密閉袋に入れ、冷蔵よりも冷凍保存の方が香りが保たれます。食べるときは軽くトーストして香りを復活させましょう。

また、砂糖やバターを少し増やすと保湿効果が高まり、翌日もしっとり感が続きます。

具体例： 紅茶液を熱いまま加えて発酵が止まった場合でも、冷水を足して温度を下げてからイーストを再度加えると、再び膨らみやすくなることがあります。

• 香り・膨らみ・焼き色は温度管理が鍵
• 茶葉の粒度と紅茶液の濃さを見直す
• 保存は乾燥を防ぎ冷凍が最適
• 原因ごとに対処法を覚えておくと安心

保存・温め直し・食べ方アレンジ

紅茶パンは焼きたての香りが魅力ですが、保存の仕方次第で翌日以降もおいしさを保てます。さらに、温め直しやリメイクを工夫すれば、最後まで紅茶の香りを楽しめます。

常温・冷蔵・冷凍の目安と包み方

常温保存の場合は、当日〜翌日までが目安です。乾燥を防ぐため、完全に冷めてからラップで包み、密閉袋に入れます。湿気が多い時期はカビの原因になるため、2日以上保存したいときは冷凍がおすすめです。

冷凍する場合は、1個ずつラップで包み、フリーザーバッグに入れて空気を抜きます。2〜3週間ほど保存できます。

しっとり解凍とトーストのコツ

冷凍した紅茶パンを解凍するときは、電子レンジで10秒ほど温めてからトースターで軽く焼くと、香りとしっとり感が戻ります。レンジだけだと水分が飛びすぎるため、短時間で温めるのがポイントです。

また、トースターで焼く際にアルミホイルを軽くかぶせると、焦げを防ぎながら中まで温まります。

2日目以降のリメイク（フレンチトースト等）

紅茶パンはフレンチトーストにするのもおすすめです。卵液に紅茶液を少し加えると、香りがよみがえり、風味豊かなデザートになります。アイスクリームやはちみつを添えると、おもてなしにも使えます。

また、ラスクにして紅茶と一緒に楽しむのも人気のアレンジです。

子ども向け・朝食向けの提案

紅茶の香りは控えめにすると、子どもでも食べやすくなります。牛乳を多めに使い、砂糖を少し増やすとやさしい味わいに。朝食にはジャムやバターを添えるだけで満足感のある一皿になります。

ヨーグルトやフルーツと合わせれば、バランスのよい軽食としても楽しめます。

具体例： 前日に焼いた紅茶パンを朝食で温め直すとき、軽くバターをのせてトーストすると、再び香りが立ちのぼり、まるで焼きたてのような風味が楽しめます。

• 保存は乾燥と湿気を防ぐことが基本
• 冷凍保存なら香りが長持ちする
• 温め直しで焼きたての香りを再現可能
• リメイクで最後まで無駄なく楽しめる

まとめ

紅茶パンは、紅茶の香りを楽しみながら作る過程も味わえる、癒しの手作りパンです。基本の生地づくりさえ覚えれば、茶葉の種類や配合を変えて、好みの風味を自由にアレンジできます。

香りを引き立てるコツは、濃い紅茶液の使用と茶葉の細かさの調整。そして、焼き上がり後の保湿と保存を意識することで、翌日もふんわり香る仕上がりになります。冷凍やトーストで再び香りを楽しめるのも、紅茶パンならではの魅力です。

毎日のティータイムや朝食に取り入れれば、ちょっと特別な時間を演出できます。まずは身近なティーバッグから、香り豊かな紅茶パンづくりを始めてみてはいかがでしょうか。

当ブログの主な情報源

• 厚生労働省 公式ウェブサイト
• 農林水産省 公式ウェブサイト
• 文部科学省 公式ウェブサイト（食品成分表など）